「フリースクールで過ごした時間とは」


 私にとってフリースクールに通っていた約5年間という時間は、

「心の自由を取り戻すための時間」でした。


 当時の私は不登校になってしまったのは「私のせい、私がわるいから」だと思い、ひたすら自分を責めました。自分で自分を否定し、心はどんどん萎縮していきました。自分をさらけ出すと叩かれる、変な風に思われる、だから自分を出しちゃダメだと頑なに自分を押さえ込んだ結果です。


 学校もない家庭でもない、フリースクールで過ごした時間の中で、すこしづつ時間をかけて萎縮しきった心をほぐしていきました。


 私の通っていた神戸フリースクールは、好きなことをして、したくなかったらしなくてもいいという場所でした。一ヶ月のスケジュールも自分たちでやりたいことを提案して決めていました(バレーボールしたい、ゲームしたい、カラオケ行きたいなど)。勉強はほとんどしなかったけれど、キャンプをしたり、田植えをしたり、教会に泊まったり、色々なイベントを体験が出来ました。
 勉強せずに毎日遊んでいることに不安も感じていたけれど、フリースクールで過ごす時間は楽しかったです。


 フリースクールは入るのも卒業するのも本人次第です。

 私はずっとフリースクールに通っていたい、他に行くところはない、卒業するなんて考えられない、卒業できないんじゃないかってずっと思ってました。


 でも、自然と卒業出来ました。

 そしてその後、自分の夢に向かって猛烈に突き進んで行くことになります。やりたいことをやろうと思えるようになったのは、学校を休み、心を休める時間があったおかげです。その時間がなければ、今の私はいないだろうなと思います。


2011,09,17/2015,07,22記